カートを見る
  • 全ての商品
  • ひとつひとつのハーブティー
  • あなたのためのブレンドハーブティー
  • ハーブティーまわり
  • レホルムハウス
カレンダー
2018年 11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
今日
2018年 12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31      
リンク
グレースフィールド
ラボゾウスクール
ラボゾウスクール
 

暮らしのハーブ事典Herbs with our daily

平和な喧騒に、楽しくもあり、せわしなくもあり、感傷に浸りたくもなる11月。街路樹が鮮やかな木の葉に染められ、残る色葉と落ち葉の競演に見とれている間に、冬はそこまでやってきています。『暮らしのハーブ事典』は、昨年12月より稿じはじめておりますので、それよりちょうど1年が経とうとしております。早いものです。

和暦11月は霜月しもつき と呼ばれますが、大言海だいげんかい (国語辞典)によると、霜月しもつきは「食物月おしものづき 」の略であり、「新嘗にいなめ 祭を初として民間に手も新饗にいあえ す。」とあります。11月は、神様に冬支度を認められ、さて頂きましょうと新米を食する頃ですから、ありがたいことです。

11月のお祭りごとのうち、日本各地で見られるほほえましいものに「七五三しちごさん 」があります。「七五三しちごさん 」は、男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳の子の成長を祝います。三歳の祝いは、「髪置かみお きの祝い」、五歳の祝いは「袴着はかまぎ の祝い」、七歳の祝いは「帯解おびと きの祝い」というのが本来の「七五三しちごさん 」の祝いの主たる慣わしです。割れない数字の7,5,3は、1、9と合わせて陽数といいます。数字と星との因果関係は、西洋ではホロスコープ、東洋では易学などの中にもありますが、方角や時を示し、それらをそら の星と照合することにより、場所を選び、時を選んできたことが由来となっています。「七五三しちごさん 」においてもそれを目安とすることがあります。産土神うぶすながみ氏神うじがみ に収穫の感謝をする11月のうち、二十八宿にじゅうはっしゅく の「鬼宿日きしゅくにち 」を選ぶといったものです。

古くはキトラ古墳や高松塚古墳からも出土している二十八宿にじゅうはっしゅくですが、これは四方を守る蒼竜そうりゅう (東)、玄武げんぶ (北)、白虎びゃっこ (西)、朱雀すざく (南)をそれぞれ7の星宿せいしゅく に分けて当てはめられているものです。そのうち最大吉運の星が、朱雀の鬼宿きしゅくです。この日は婚礼のみ凶で、それ以外は何でも大吉とされています。「鬼宿日きしゅくにち」は、百事を行ってよく、特に名誉、長寿を祝う日には最良とされるため、収穫を祝う頃の「鬼宿日きしゅくにち」を当てたようです。ちなみに2017年の秋の「鬼宿日きしゅくにち」はというと、10月20日、11月17日、12月15日、いずれも金曜日です。

鬼が宿ると書いて、「鬼宿日きしゅくにち」ですが、これは、鬼が外に出歩かず、万事を邪魔されることがない日とされています。ちなみに鬼宿きしゅく、すなわち鬼のお宿となる星は、蟹座のθしーた星です。キトラ古墳の頃から、鬼は外ならず、鬼は宿。そらのお宿にいるうちに心穏やかに祝いは行うべしとされてきたようです。様々な場所、折々の時に過ごし暮らす目安となる暦ですが、二十四節気では立冬と小雪を迎える11月のハーブは、オレンジフラワーをお伝えしたいと思います。

* オレンジフラワー /Citrus sinensis

抗不安作用、 ストレスによる動悸やめまいの改善、 抗うつ作用
くすみとり、 脳と末梢の血流改善、 不安症による不眠の改善

オレンジフラワーリンデンをブレンドしたハーブティ―は、ドイツメディカルハーブにおいて下記のようにあります。


オレンジフラワーは、快適な芳香を持った苦味剤で、
なお緩和な鎮静作用がある。神経性の不安症状には
就眠剤としても有用である。


オレンジフラワーもリンデンも、水溶性のヘスペリジンを含み、毛細血管を健全にし、末梢血管障害の改善作用があり、高血圧や不安定な血圧のある方にもよいハーブティ―です。

急に冬らしくなる11月、寒さでぐっとこわばる毛細血管は、脳の肌の血流も悪くします。うつ症状は夏よりも冬にひどくなるといわれますが、オレンジフラワーを活かしたブレンドハーブティーは、気持ちのトーンが落ちやすい寒さの気になる時期に最適です。鬼が宿から出てきても、悪さをされないように、オレンジフラワーの陽光のような効能と優しい香りを、リンデンの甘く金木犀きんもくせいのような味わいと合わせて、今月も健やかにお過ごしくださいますよう。


栄中日文化センター講師・らぼぞう校長 木之下 惠美

ページトップへ